新年、明けましておめでとうございます。
皆様の2025年がかけがえのない一年となり、健やかにお過ごしになられますことを心より祈念致します。
昨年、弊社トモエ自工は40周年から次の50周年へと力強いスタートを切ることができました。これも平素よりお付き合いいただいているお取引先様皆様のご厚情あればこそと篤く御礼申し上げます。本年2025年も引き続き弊社の社会的使命を果たすべく日々精進して参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
かの孔子曰く、人間でいうところの40歳は「不惑」。それは自身を振り返り、その歩んできた沿革に自信を持ち、進むべき道を確信した、という心境です。そして、50歳は「知命」。天から与えられた自身の使命を知る、という境地です。
夢という言葉があります。若者は「夢を持て」とか言われますから「夢」自体はポジティブな概念です。会社経営においても大きな目標を「夢」と表現することありますね。
ただ、この「夢」という概念はどうも若く自己中心的な感じがして、ある時期から好きな言葉ではなくなりました。「夢、夢、夢」と言って良いのは自分中心的な振る舞いが許される30歳くらいまでなのでしょう。孔子はその状態を指して「三十にして立つ」と表現しました。
思い付きかもしれない自己中心的な「夢」を追いかけ、積み上げていった先に見えるもの。自分の存在において、必然になってきたもの。人はそれを自己本位的に社会的「使命」と呼ぶのだと思います。
「夢」ではなく「使命」を意識し実現化していく一年にしていきたいです。
人を突き動かすものは夢ではありません。
使命感です。