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『対話・探求』とは何か

「ググる」とは現代を象徴するワードだ。「ネット見ろ」も流行語の一つになっている。
現代において情報とは「検索」するものだ。
衣・食・住、なんでも「検索」すれば、最短距離で辿り着ける。
そして、現代においてその方法で存在を確認できないものは「無い」ものとされる。

VUCA(ブーカ/変動性、不確実性、複雑性、曖昧性の英単語の頭文字を取った略語)の時代において私達はどうして生きていくべきなのか。
自分の適切な立ち位置をつかむ為には、自分の向かうべき方向を見定める為にはどうしたら良いのか。

自身の真のあるべき姿をつかむには対象との対話、そして、その対話から湧き出る疑問に対する答えの探求しかないのである。
対話による双方向の意思疎通、そして得た問題意識を解決せんとする探求。
情報とは活かせるものでなければ意味がない。
活かせる状態にある情報を得るには対象との「対話、探求」という姿勢しかないのである。そうすると対象の中に自分自身を観ることができる。

問題意識を持つこと。情報を活かすこと。基本原則を知り、識ること。

AIの時代を人として生き抜く為に自己本位な姿勢を。
知る。識る。インプットとアウトプット

現代は快適になり過ぎた。
しかし、やはり、価値のあるものは手間暇をかけたもの。
そして、人の体温、こだわりが感じられるもの。

快適と幸福とは異質なものなのだ。