8月後半に入り、一気に秋の気配になりましたね。洗濯物が乾かないで四苦八苦しています。横浜に赴任してもうすぐ2カ月。いろいろなことを勉強させてもらっています。学生さんはもうすぐ2学期ですね。この夏、どんな風に過ごされましたか。
さて、クレーンってどんなイメージです? 大きい、高い、力持ち…といったところではないでしょうか。確かにクレーンは、過酷な状況下で黙々とものを吊り上げます。工事現場で働く車の代表格と言ってもいいでしょう。
でもクレーンには別の顔もあります。前にも触れましたが、あんなに「無骨」なのに、超高級車なんですね。新車だと数千万円以上。中古になってもあまり値崩れしません。
大きさも部品もさまざま。
そして繊細。コンピューターを搭載しているので、ちょっとの操作・設定ミス、メンテナンス不足がすぐ故障につながります。さまざまな面を持つ重機がクレーン車なんです。
トモエ自工の横浜事務所は、正式にはトモエ自工COP営業本部と言います。COPはセンター・オブ・ポテンシャル(可能性の中心)の略です。この事務所は変わっています。クレーン車に関して日々、知恵を絞る(社長がパキスタン人にヒートアップする)場所ですが、訪れた人は「輸入雑貨の事務所ですか」「カフェみたい」とかなんとか。
遊び心にあふれた空間です。クレーン車の模型やメーカーのカレンダー、クレーンに関する書籍などツボは押さえています。でも、それ以上に目を引くのが、壁のポップアートやニューヨークの地図、バカボンをはじめとする人形たち。
そしてプロレスのチャンピオンベルト!しかもNWAとWCW!レプリカですけどね。このベルトを見たら身が引き締まりますね。2本のベルトの価値が分からない人は、ググってください。すごさが分からない人はSTF、もしくはアックスボンバーの刑に処す。
まあ、この事務所はクレーン同様、いろいろな顔があるということですわ。
イッチバーン!